飯豊 胎内川 坂上沢(中退)

200881314              ■L榎本・近藤直・中村(会員外)

813日(木) 榎本(記)
 直前で、ドタバタと行き先が変わり、胎内川となる。ほぼ夜通し走り、奥胎内ヒュッテに到着。それにしても新潟は遠い・・・。5時も過ぎたので、ノロノロ準備を始めるとアブの襲撃が始まる。用意のいい他の登山客は、ネットをかぶっている。素肌をさらして慌てて着替える。奥胎内ダムの工事のトラブルは避けたいので、アゲマイノカッチからの入渓とする。渡渉点を求めてウロウロするが、結局、駐車場近くのキャンプ場から降りて河原に出た。一気にアブがたかってくる。こりゃかなわんと、胸まで浸かって慌てて、対岸に渡り、ヤブにしがみついて無理矢理尾根に乗る。踏み跡ははっきりしている。執拗なアブは相変わらず。アブから逃げるように、50分ぐらいで乗っ越し地点に出る。アブもいなくなっていた。ここから下りだ。踏み跡はすぐに消えるが、それっぽいところを下る。「この下 宝」という気になる切り付けもあった。楢ノ木沢はアブも少なく、問題のなるところもなく、本流に出る。徐々にアブの量が増し、ネットをかぶっての溯行となる。ニセ浦島の手前で水流がきつく、右を巻いたが、後は問題なく、快適な溯行。団子河原はアブの制空権下。暑い河原歩きも、休憩を挟めず、とっとと通過。西俣沢の出合で14時前だったが、幕場は無いとされるゴルジュに突っ込む気にはなれず、西俣沢に少し入ったところで行動を切った。睡眠不足のオヤジ達は18時過ぎには就寝。

814日(木) 近藤直(記)
 遡行2日目は事前の天気予報も曇り一時雨とあまりよくないため、少し早く出発して行動を早く打ち切ることにする。5時に出発し、西俣沢の出合いまで戻り、東俣沢に入る。その頃からかぽつぽつと雨が降り出す。降り出しが少し早いようだ。ここから渓相がゴルジュ帯となり、3m前後の滝を越えて行く。所々、雪渓が現れる。しばらく行くとえん堤状の滝(10m)が現れる。われわれは滝の右側をロープを出して越える。しばらく行くと、前方から霧とともに雪渓が現れる。ここは下をくぐって通過する。しばらく行くと、10m前後の滝があらわれる。ここは左側からロープを出して巻き上がるが、途中、雷鳴と共に豪雨となる。1ピッチきったところで、天候の急変により、遡行不可能と判断し、そのまま尾根に上がることにする。遡行中止を決めた後、下の沢を見ると、濁流と化していた。これで少し残されていたわれわれの沢への未練も濁流と共に流れていった。そこから、標高1267mのピークを経て、滝沢峰より胎内尾根にて下山する。胎内尾根は滝沢峰から雨量観測所までは非常に不明瞭であった。雨量観測所より奥胎内ヒュッテまでは登山道もしっかりしていて迷うことなく下山することが出来た。

DATA
8/13 奥胎内ヒュッテ6:20→入渓点探し→渡渉6:40→アゲマイノカッチ7:40〜8:00→楢ノ木沢8:30→胎内川本流9:20→西俣沢14:40
8/14 幕場5:00→西俣沢出合5:15→えん堤状の滝5:45→遡行中止エスケープ開始9:15→滝沢峰16:00→池平峰18:30→奥胎内ヒュッテ21:00