暫く山から遠ざかっていて、久しぶりの山行である。暖冬の今年、日帰りも可能な山に、3日で出かけた。
雨がぽつぽつ降り始めた中、近鉄富田駅を出発。藤原、関が原経由、木の本ICから北陸道で福井まで。今日の雨で、テント場をトイレのある勝原の荒島岳登山口に変更して幕営する。雨はたいしたことなく、久しぶりの前泊を、味噌おでんのつまみで一杯やる。明日は雨でものんびり出発でOKだ。
朝方から雨脚が強くなる。朝食後、雨が弱くなるのを待ってテント撤収、六呂師スキー場に行き、ホテルのロビーで天気の回復待ち、青空が見え始めたので出発準備をする。雪山で、テントを担いでの山行は久しぶりだ。
雪が全く無いゲレンデから登り始める。フキノトウや赤カブ?の中を登る。上部の遊歩道から登山道に入る。三角パークの林道から雪が出てくる。天気は余りパットせず、曇天で時折ガスッてくる。雪と地道が交互にあり、次第に雪の量が多くなってくる。時々ごぼって歩きずらい。それでも気温は高いのか寒くは無い。林道から3ピッチで保月山に到着。以前来た時はここまでもラッセルが凄かった。この先もナイフエッジだった。今日はここまで。右手の風下側に雪を掘ってテント設営。次第にr天気も回復してきた。他に人影は無く、静かな山行だ。
テントに入って、水を作りながら、ボチボチと一杯やり、食事の用意。天気の回復で素晴らしい眺めになってきた。夕陽が素晴らしい。今回も、盛子根さんの食糧に、少し採ってきたフキノトウと赤カブが加わり、美味しくいただく。 夜は、大野の街の灯が、星が素晴らしかった。
昨夜はよく冷えて寒かった。素晴らしい天気だ。朝食を済ませて、ノンビリと出発準備をしていると、早くも、大パーティの登山者が登ってきた。ここでアイゼンを付けている様子。彼らの出発を待って、今日、ここでもう一泊するのであわてるのともなく、我々はゆっくりと出発準備。アイゼンを付けて出発する。
ナイフリッジの先の小岩峰は夏道が出ていて難なく巻ける。以前来た時は、ここが越せず断念して、雪洞を掘って泊まり下山した。今日は、大野盆地に雲海が広がり、その上に、荒島岳、能郷白山、銀杏峰、部子山が見え、左手に越前大日、取立手、鉢ヶ岳等、素晴らしい眺めだ。小ギャップから急登をこなすと杓子岳。今までの荒々しい山稜と変わって、緩やかな山稜となる。先行者との時間待ちをしながら、ノンビリと雪山を満喫。中ノ岳から経ヶ岳山頂に達する。広い山頂を少し先に行くと、白山連峰の山々が間近に眺められ、御岳まで見渡せる。少し風もあり、じっとしていると寒い。山頂の雪庇の間で風を避け、ゆっくりする。
山頂を下り始めると、登山者がボチボチ登ってきた。少し雪が緩んできた。適当に、先行の大パーティとの距離を置きながら、杓子岳までの稜線を満喫して、急斜面を下り、テントに戻る。まだ昼前だ。明日は天気が悪くなる。との予報だが、食糧もたっぷりあり、悪天でもここからの下りは問題ない、と、もう一晩泊まることにする。シュラフやテント内の物を干したりして、ボチボチと外で飲み始める。下山中、ゲットした氷で焼酎のロックが美味しかった。
夜半から風向きが変わり、時々テントをゆする。起床した時はまだ雨は降ってなかったが、食事を終えた頃より雨となる。テント撤収時は風に飛ばされないよう慎重に撤収、下山する。下りは早い。スキー場から青少年旅行村付近で、フキノトウをゲットして駐車場に下る。まだ、時間が早いので、トロン温泉は開いてなかったが、ホテルの風呂に入れてもらい、さっぱりして帰る。北陸道では、雨はほとんど上がってきた。