名古屋ACC(名古屋アルパインクライミングサークル)〜沢登りと山の会

名古屋の沢登り好きな山岳会

九州 大崩山、市房山、英英彦山、犬ヶ岳


■2009年4月29日〜5月3日

■L井上・神谷・盛小根(記)

4/29の前夜、お二人と合流し三重ナンバーのノアは西へ疾走。中国地方を快走し翌日九州入り。白々とする大分自動車道から由布岳の景色に目がいく。放牧的なその風景に眠気がすっ飛んでいった!宮崎県の大崩山から始まり、熊本、福岡、大分と駆け巡り、6日間で4山を登った。お天気にも恵まれ山菜のおまけつき山行!100%の快挙だった。走行距離2,400キロ。特に行きの道中、夜中の運転席でじっと前を見つめて運転していたお二人に感謝状。

◆4月29日(水) 晴

大崩山

九州の1600〜1700mの山、この時期の防寒の程は?、と迷いながら・・。特に一つ目の大崩山は綺麗な川原があるという前評判に魅せられ三里河原コースからの谷泊を予定している。装備はツエルト、食材もα米を用意するなど軽量化に努めた。延岡から祝子川沿いの林道を辿り登山口に着いてみれば、祝日(昭和の日)ということもありすでに車が十数台止まっていた。大崩山荘までの見事な、アケボノツツジに足止めを食う。坊主尾根または湧塚コースの尾根上を行くのがほとんどなのか入山してから登山者に行き会わない。吐野手前の岩場を鎖に頼りながら慎重に通過、途中の山菜採取(タカノツメ)に沸き、今夜の食事に華を添える。川原に降り立ち、まもなく瀬戸口谷出合という所で、対岸から靴ごとバシャバシャ渡ってくるペア・・!?私たちが行く三里河原コース、モチダ谷まで行ったが迷ってしまったようだ、!こちらも気を引き締め先に進む。ちらちら在るテープと薄い踏み跡をひろいながら行くと、支流をまたいで上がった尾根上にモチダ谷マークを認める。先へ進み右手からの金山谷をやり過ごし、いよいよハイライト権七小屋谷と中瀬松谷分ける出合いに到着した。それなりのナメ床は在るものの幕営には向かず、踏み跡さらに薄い中瀬松谷を行く気にもなれず、引き返してモチダ谷から山頂を目指すことにした。今夜の幕場を探しながら金山谷出合いまで引き返し、平地の川原に絶好の場所を見つけ幕。盛大な焚き火も出来た。

◆4月30日(木) 晴

大崩山

4:00起床、焚き火の始末を終え6:00発。30分もするとモチダ谷出合い、テープを拾いながら行く。途中、2段の立派なナメ滝出現、その先に岩小屋も在る。新緑の中に優しげなヤシオツツジがちらほら咲いている様は本当に美しい。8:00、1250m付近水の涸れた谷間は倒木多い、秋ならきのこ三昧?。あいにくの晴天続き、乾燥気味で色褪せてはいるが一面苔で覆われ、空は開けゆったり過ごしたいところだ。井上さんが立派なしいたけを見つけた!!。さすが。まもなく、稜線の登山道に飛び出し岩塚に至る。名の通り岩峰が起立している、登山者が景色を眺めていた。私達はさらに20分程背の高い笹道を詰め大崩山山頂1644mに到着するが、展望利かず岩塚まで戻り小休止。九州最初のピークをビールで祝杯。長崎からの団体やら熊本の縦走のご夫婦、坊主尾根からの単独者やら一時賑やかになる。大崩山荘に最短で降りるべく東に伸びる坊主尾根から下山開始。標高1000mまでは岩峰の下り!!。梯子、鎖の連続でもぅお腹いっぱい!。大崩山の名に納得しながら二足歩行にほっとしながら大崩山荘に到着。登山口に下りていった。

祝子ダム手前の美人の湯(500円)に一目散に飛び込んだ。延岡に戻り、今夜の食糧を買出し、しばらく国道10号を南下、日向市から宮崎県を横断、1000mの峠を越えて、熊本県側から市房山を目指し市房神社駐車場へ。その為、井上さんが車酔いらしく?、神谷さんとの酒宴は控えめとなった。

◆5月1日(金) 晴

大崩山

 前日の市房神社駐車場は、私たち以外に新潟ナンバーが1台だけだったが夜が明ける頃にはさらに5台に増えていて、なんと新潟ナンバーが3台もあった。偶然にも同郷の彼等は和気あいあいと語らいあっていた。昨夜不調だった井上さん、今朝はお腹が空いたと言って朝ごはんはしっかり食べていたので一安心。6:00に出発。神社の境内の樹齢1000年を超える杉の神木がすばらしく大きいのに感心しながら行く。階段状の足元を見ると木の根が這っている。まもなく4合目の市房神社に到着、白いツツジがもうすぐ満開というところか?。時々、コシアブラの山菜も目にするのだが、背が高く思うように採れず悔しい想いをする。まもなくコバイケイ草の群生地を過ぎ、やたらと枯れた木が目に付くようになる。9:00市房山山頂(1722m)、一時は10人近い登山者が集まった。そこから5分程行くと二つの岩間にチョクストーンを渡した見越'橋'を見学に。その先は縦走路が崩れているとかで立ち入り禁止になっていた。10:00下山開始、11:20市房神社を経て駐車場に到着。

湯山町、湯元温泉・ゆもと(400円)、に現地のおばちゃんの軽トラにナビされながら行くと市房山で行き会った新潟からの単独者に再び出会った。途中、人吉のスーパーで食材を買い足し、人吉ICから北上、福岡の英彦山麓キャンプ場に行く。営業していないが駐車場に幕営した。

◆5月2日(土) 晴

大崩山

6:20駐車場を出て、舗装された国道500号を歩いて青年の家も過ぎ国道歩きに飽きた頃、登山口のある高住神社に到着。低山だからと侮っていたが、神社の境内を過ぎてすぐから奇岩群が出てきてなかなか楽しませてくれる。左手には鎖場があり望雲台という展望の利く岩場に出ることが出来る。

北岳、中岳と回るうちに、コシアブラ、タカノツメやリョウブ、タラの芽などの山菜もゲット!。今晩は天ぷらに決まり!!。山頂1200mに英彦山神宮が祀ってある。さらに南岳へ足を伸ばし昼食。中岳に戻り中宮を経て観光客で賑わう英彦山の本殿、奉幣殿へ。

キャンプ場の駐車場へ12:00到着。明日の最終日は、薬師峠を経て英彦山と同稜線上にある犬ヶ岳を目指す。いったん日田彦山線を戻り、添田町のスーパーで天ぷらの具材などを補充し、英彦山麓に戻る。途中のしゃくなげ温泉600円に寄る。ここはロッカー使用の100円は戻ってこなかった!今日のテン場は犬ヶ岳へ向かう途中の奥耶馬渓の憩の森に求めていたが、良いとこみつけたぁ・・!。手前に現在はオフシーズンの為、使われていない山田町・河原プール駐車場(一応町の方におことわりを入れ)の葉桜の下で幕営。

念願の山菜天ぷら宴を行った。

◆5月3日(日) 曇り

移動距離も短いことだし、今朝はのんびりと過ごし7:20テン場を後にする。耶馬渓を国道212号から津民川沿いに県道2号をひたすら相ノ原集落まで行くと右手に犬ヶ岳の案内板があり、さらに行くと犬ヶ岳登山口の看板があった。車進入禁止のロープが張られている手前に駐車。

それをくぐり出発。ここでは新たに山椒の葉を収穫!。笊吊峠を左に折れると、途中には鎖場もあるが、迂回路も用意されていた。保護されている天狗シャクナゲがいたるところに見事に咲きほこっていた。犬ヶ岳山頂1131m(9:30〜9:50)。展望は利かない。

曇り空の中、天気が崩れださないうちにと下山にとりかかる。次々とこれから登る登山者に行き会った。

耶馬渓道の駅で、なかま温泉(300円、シャンプーは無い)につかり、ここで土産物を手に入れた。日田で最後の買出し・鰹を一匹さばいてもらう。大分道日田ICから九州道、関門大橋を渡り九州に別れ、山口の山陽道と分かれて、中国道パーキングエリアにテントを張った。

今日ゲットしたコシアブラ、タカノツメ、リョウブ、山椒、ミツバにアザミ、藤の花の天ぷらと鰹の刺身で最後の夜を堪能した。

翌5/4(月)、京都と鈴鹿ICで一瞬の渋滞はあったが総じて快調に帰路に着いた。

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