名古屋ACC(名古屋アルパインクライミングサークル)〜沢登りと山の会

名古屋の沢登り好きな山岳会

北ア 雲の平・水晶岳 山スキー


■2008年5月2日〜5日

■L金子(記)・宮田(会員外)

◆5月2日(土) 晴れ

雲の平

予想どおり林道終点まで板を担がされるが、各所で雪崩の凄まじい爪跡を見る。沢に入って、出ている流れで顔を洗い、シールを着けて登り出す。飛騨高校山岳部の男子部員に追いつかれ、すぐに女子部員にも追い抜かれる。日帰りで、弓折岳に行くようだ。朝から女子高生と会話ができて元気になる。引率の女先生もなかなかいい感じだ。尾根に取り付く彼等と別れて、大ノマ谷から乗越に上がり、双六谷に滑り込んだ。傾斜の緩い本流を登って行くが、だんだん足も進まなくなり、今日は、ここらへんにしときましょう的な提案をするが、宮田が駄目だと言うので、小屋まで登ってモミ沢をつりまくる太モモで湯俣川出合まで滑った。湯俣出合は、流れが出ていたので、そのオアシスにテントを張った。

◆5月3日(日) 晴れ

雲の平

流れの出ている本流を右岸から巻くとすぐに広い弥助沢が出合う。快適に登れる気持ちよい沢だ。三俣山荘の横にとび出て、黒部川源流に滑り込む。源流二股でまたもや沢の流れがでてしまっている。今日をいれて3日間、黒部源流の水が使いたい放題となるので、予定を変更してBCをここに張ことにした。設置後、岩苔乗越を経由して祖父岳北面のカールに滑り込む。そのまま岩苔小谷をしばらく滑ると、途中、登り返しできそうな緩い支沢を確認したが、調子に乗って高天原まで来てしまった。雪も割れてきて、左岸台地から峠へむかう尾根を登り、雲ノ平に出た。明日予定している赤牛岳のこちら側斜面をみれば、なんと全く雪がない。下降に使う予定の温泉沢も上部20mは雪が無い状態。おそらく下部では水も出ているだろう。雲ノ平から、祖父岳の南斜面をトラバースして、そのままBCの上流におりる斜面を滑って、BCにもどると、もう5時だった。2日間とも、はりきりすぎて、もう腹いっぱいって感じ。明日は予定を変更して水晶岳のピークハントだけにしましょう。

◆5月4日(月) 晴れ

雲の平

再び岩苔乗越に上がり、今日はワリモの稜線をめざして急斜面をスキーアイゼンをきかせて登り2841mのピークにスキーをデポして、アイゼンに履き替えピッケル持って稜線を歩く。兼用靴なので少しロボット系の歩きになる。水晶小屋はヘリの墜落事故後、新しくなっていた。同時に登っていたパーティが、東沢に突っ込んでいった。同ルートを登り返すことは難しく、赤牛岳稜線に上り返しても温泉沢も滑れそうも無く、板を担いで稜線を水晶を越えて戻ってくるのも厳しいものがある。それでも行く奴は行くのだな・・と思う。自分は、また雪の多いシーズンに来れるように東沢は残しておこうと思った。取り付きまで来て急な雪壁をピッケルかまして登ったり、岩場のアイゼンワークなど練習になった。水晶岳ピークに立ち、なんだか昨日より充実してしまった。実は、以前から来たかったNo1の山だったのだ。

◆5月5日(月) 曇り

雲の平

予報が変わったのかガスっている。富山方面は快晴なのに。時々、青空がのぞくなか三俣蓮華に向かう。山荘には向かわずに途中から直接広大な雪原を登った。三俣蓮華から、シールを着けたまま一旦下り、丸山を少し降りた所でシールをはずした。

双六岳をガスで視界がきかない中、トラバースするのは怖かった。双六小屋から稜線に上がり、弓折岳のコルから沢状の斜面を滑り、雪が汚くなった下部をデブリをかわしながら林道に戻り、また板を担いで新穂高まで歩いた。駐車場で荷物を広げていたら、開封してないタバコが1箱でてきた。日数分しか持ってきてないので、「今回、休憩が少なすぎたんじゃないの?これって!」宮田に文句を言って、記憶をたよりに近藤さんに教えてもらった丹生川村のしぶ〜い温泉に向かった。

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