名古屋ACC(名古屋アルパインクライミングサークル)〜沢登りと山の会

名古屋の沢登り好きな山岳会

比良 貫井谷左俣


■2009年7月12日

■L谷口・木下(記)

◆7月12日(日)

貫井谷左俣

比良最難と呼ばれる貫井谷の左俣に谷口さんと行ってきました。前夜、道の駅関宿21:00集合で国道1号線を西へひた走り、琵琶湖大橋を渡り、一時間後には細川休憩所のある葛川細川町へと着いた。しかし照明がなく暗がりすぎたのでよく見えなかったためそれを見過ごし通り過ぎてしまい、脇道をUターンして国道に合流するところにちょうどあった。一見バス停といった雰囲気で、中に入ると掃除も行き届いていてとてもきれいだった。隣接してトイレもあるのだがこちらもきれいにされていた。今晩はここに泊まらせて頂くことにする。翌朝5:00起床、空は曇っていて今にも降ってきそうである。車で貫井谷の入谷地点を見に行く。確認したあとちょうどいい駐車スペースがあったのでそこに車を止めて、6:00装備を身につけて貫井谷へと向かう。ちょうど今堰堤工事中で左岸につけられた工事用の道をしばらく歩く。堰堤は少し奥まで在るため沢に降りるまではそれを利用させていただく。最後のパイプで作られた堰堤を越していくと頻著な支流が左から入ってくる。貫井谷左枝俣で左俣と勘違いして入谷する人がいるくらいだという。それを過ぎ左岸沿いの踏み跡程度の山道を二俣の手前まで歩く。手前まで歩いて沢に降り少し行ってから左俣へ入る。少しして休憩となり自分の足元を見ると何か動いている。ヒルだ。てっきりヒルはいない沢だと勝手に思い込んでいた。お互い探してみると結構見つかった。そのあとは休憩の度にヒル探しをした。沢を進んでいくと滝が次々と出てくるがいずれも直登でき、ときにはシャワーを浴びながら登っていく。大岩の詰まっているチョックストーンの滝や直登できないものは巻いていく。巻こうと思えばいくらでも巻くことができるがせっかく来たのだし、案外ホールド、スタンスとも豊富にあるから結構楽しく登れる。それでもほとんどの滝が苔でぬめっているのでスタンスを置くのに結構気を使い慎重になる。やらしいところでは谷口さんにロープをだしてもらった。第一廊下と呼ばれているゴルジュについた。両側の壁は立ってはいるものの威圧感があまりないので気後れすることなく登っていく。ここもほとんどがシャワーだ。第一の次は第二廊下である。ここも直登で抜けていく。ただ滝の落ち口付近が相当すべりやすいので慎重に行く。ここまで滝から滝の連続で息つく暇もないほどだが結構おもしろい。第二廊下を越えると頭上が開けて明るくなってきて最後の詰めが近いのを感じさせる。地図では確認できない二俣が2,3箇所でてきて細川尾根に近いほう左、左へと進路をとる。水が途切れて最後の藪漕ぎとなるが白山のそれとは全然ちがうもので苦労せず細川尾根の登山道へ出た。それから縦走路と合流して11:00 武奈ヶ岳山頂へ着いた。握手をかわし、しばしの間休憩をとる。時折青空もみえて風も心地よくガスっていたのが晴れてきて展望がよくなってくる。登山客が次から次へと現れる。記念撮影をお願いして山頂をあとにする。下りは細川尾根の一気の下りで登りに5時間かかったのが1時間で下って国道へ出た。そこから10分で駐車地に着いた。

年報11 好評販売中

価格:2,000円(税込)

<詳しく>


年報10も販売中

価格:2,000円(税込)

<詳しく>