名古屋ACC(名古屋アルパインクライミングサークル)〜沢登りと山の会

名古屋の沢登り好きな山岳会

【秋の集中】北ア 真川ヤクシ谷〜北ノ俣岳


■2009年10月3日〜4日

■L谷口・木下(記)

◆10月3日(土) 雨のちくもりのち晴れ

ヤクシ谷

集中の開催が危ぶまれるほどの豪雨の中を集合場所の飛越トンネルに向かう。朝5:00に到着。集合時間が6:00なので一時間ほど仮眠がとれる。車の天井に叩きつける雨音がうるさい。15分前に起きて支度を整えていると6:00に皆が集合してきた。この頃から雨の程度が少し落ち着いてきた。折立が出発地点の私達AパーティとBパーティはここから飛越トンネルを抜けて有料の有峰林道を通って折立に向かう。駐車場に着いてみるとこんな天気なのにそれでもそこそこ車が止まっている。身支度を整えていると隣の車の登山者からバナナの差し入れがあった。Bパーティは登山道を太郎平小屋まで行き小屋でキムチ鍋の予定だ。雨は昨日の道中ほどではないが相変わらず降り続いている。今週ずっと雨模様だったことと昨日の豪雨を勘案してサブルートのヤクシ谷を詰め上がって登山道へでて今晩は太郎平小屋泊とする。Bパーティに小屋での再会を約束して出発する。地形図やエアリアは真川の右岸沿いに道がついているがこの道は廃道になっていて新しい道が左岸についている。その道を20分くらい進み川に下り増水している真川を渡渉して廃道へ向かう。地図にのっているのが不思議なくらい道が野生化しているというか本来の姿の自然に帰るというか。いくつか橋を渡ってやっとヤクシ谷の出合に着く。出発時は雨が降っていたがこの雨模様もこの出合に着いたときには回復し青空で陽が射していた。沢を遡行するには絶好の日和となっていた。このヤクシ谷はむずかしいところはなく途中滝が二箇所あるが巻き道もしっかりしていていやらしくない。今回この一つ目の10m滝と二つ目の二段15m滝はどちらも水量多く迫力があった。二段15mの滝上はナメ状になっていて足を滑らせないように気をつかうが美しかった。2050m付近の二俣で左に進路をとる。2150mぐらいで傾斜が緩くなり振り返ると有峰湖が眼下に広がる。登り詰めていくと左手に薬師岳がみえる。14:45登山道へでた。快晴のもと休憩して北アルプスの山々を遠望していると気分がいい。ここから30分で太郎平小屋に着いた。すでにBパーティは到着している模様。キムチ鍋の運命はいかに。

◆10月4日(日) 快晴

ヤクシ谷

朝方冷え込んで目が覚めたがしっかり8:00まで寝た。Bパーティは朝早く出発した模様。後で聞くと小屋から薬師沢を下っていく足元の木道が凍っていたらしくえらい難儀したとのこと。そんなこととはつゆしらず谷口さんと自炊場の窓から快晴の空を見ながらまどろんでいた。らあやうく集中遅延になりそうなぐらいゆったりとした朝の時間を小屋で過ごしていた。小屋を出てから一時間半ほどたった11:10に北ノ俣岳山頂に到着。DパーティとBパーティが先着していてラーメンを作っている最中だった。ごちそうになりながら後のパーティを待つ。先にEパーティ、そしてCパーティが12:00の集中時刻に間に合い皆で乾杯した。快晴のもと余韻に浸りながら山頂を後にした。

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