名古屋ACC(名古屋アルパインクライミングサークル)〜沢登りと山の会

名古屋の沢登り好きな山岳会

北ア 金木戸川北ノ俣川本谷〜北ノ俣岳


■2009年10月3日〜4日

■L林・盛小根(記)

去年の「秋の集中」同様、高所登山のネパールから間をおかず、すぐの山登り(沢からだが)。心肺機能は高まっているので楽に感じるはずだが?故障し治りようの無い膝を抱えて如何にダメージの少ない登山を行うかに苦心してきた。ずっと手放せなくなってきている2本のストックにようやく慣れてはきたが、はたしてACC登りスタイルについて行けるのか??ここは、以前(私が元気な頃)何度かご一緒したことのある、正さんとのパーティーだぁ(近頃は同行する機会が無くなってきたが・・)大船に乗って楽しんでこよう(^_^.)。週の始めから悪天続き。絶妙のタイミングで週末だけ晴れるという予報を頼りに(係りの心労は大変なものだったかと・・ご苦労様でした。)、3週間も留守にした後かたずけと集中への準備に明け暮れていた。

◆10月3日(土)

北ノ俣川本谷

出発の前夜の雨は、道の駅神岡の屋根下で過ごし快適だった。早朝、雨の中飛越トンネル駐車スペースへ向かう。中身支度を整え、途中まで同ルートを辿る金子パーティーと共に飛越新道を上がるとまもなく神岡新道との分岐点に着いた。相変わらず降る雨は、何かまるで全身にマッサージを受けているように心地良いと感じ、日本の山は優しいなぁと改めて想った。予定通りヒラソ谷に下降する金子さん等とはここで別れ、私たちは降り続ける雨の影響を懸念。エスケープルートに設定していた飛越新道1918mからの下降を目指す為、しばらく尾根を上がる。地形と地図にらめっこしている正さんからの提言に従って、直前にガチャ類を付け、下降点には赤布を付けて下降開始。途中から雨は止み、青空も見えてきた。背を越える笹だったのに関わらず派生している尾根を見落とさず、沢床に降り立つ1500m地点10:25(正さん、さすがです)。正さんは偵察に行き、「すぐ左からのしょぼい流れがあるので正対している谷は非難小屋に続く左俣だ」と説明する(またも、さすがぁ感心)。目指す本谷は、少し下りちょっとした茂みを回りこんだ処にあった。

これで北ノ俣川下部は省略し、上部本谷の遡行を開始した。沢は開けており、お助け紐数回と、時には肩を貸してもらいほとんど越えられる小滝や沢幅一杯のナメ滝が連続し、気持ちの良い遡行が続く。11:35 1700m付近、多段100m大滝は滝芯左から越えられそうと言う、正さんに薄い踏み後を見つけ右岸からの巻きを提案し、受け入れてもらった。落ち口は秋枯れと紅葉の木々が青空に映え、開けたところだった12:50 1880m。その後もナメ滝などの連続で、高度を稼ぐ。14:30 2100m 越えたあたりに幕営適地を得た。

◆10月4日(日)

北ノ俣川本谷

昨夜は4:00起床、って言っていたのに正さんは3:00に起きたそうだ。夜半過ぎ、寒さで目覚め1時間近く寝れなかったので、意を決し防寒を重ねたらグッスリ寝入ってしまったらしく正さんに起こされたらもう焚き火に火がついていた。少しの間小滝が続き、一度はお助け紐を出してもらうが、すぐ流れが無くなりガレ場となった。正さんは山頂直下に出るルートを取りたかったようだが、先頭を行く私が這い松を嫌がり、ほんの少し左にふって稜線に出た。そこから10分ほどで8:10山頂一番乗りだった。正午の集中時間まで、風を避けた平地で思い思いに寝転んで昼寝をしながら、他パーテイーの到着を待つ。

お約束の2分前、Cパーティーを最後に全員が集合し、2009年の秋の集中は大成功だった。下山は湿原に木道が渡してある神岡新道のぬかるみを下降地点の赤布を回収しながら、飛越新道を下って行った。

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