名古屋ACC(名古屋アルパインクライミングサークル)〜沢登りと山の会

名古屋の沢登り好きな山岳会

大日ヶ岳 東尾根


■2010年1月16日〜17日

■L浅野・中井・榎本(記)

◆1月16日(土) 晴れ

大日ヶ岳膝を痛めて以来、実質5ヶ月ぶりの山だ。雪の多い年で、この1週間の断続的な降雪の中、北ア後立から、安全なルートへ変更。ラッセルトレということでスキー場のゴンドラで行けば1時間強という大日ヶ岳をわざわざ下から夏道で登る物好きルート。夏のコースタイムは3時間40分という安短近というルートのはずだった。

車で別荘エリアを抜け、登山口に向かうも、多雪が作った雪の回廊と前日までの雪でラッセル車が入ったら路駐は迷惑であろうと、入山口から1.8km離れたスキー場の駐車に停めた。白い路面をトボトボ歩いて登山道に着く。

一歩踏み出すと、スノーシューでさえ膝上まで潜る新雪。最初はぎこちなかったラッセルも、足の抜き方、前に出すタイミングなど徐々に慣れてくる。近年は山スキーの機動力を知ってからすっかり歩きの山も遠ざかっていたが、昨年からちょっとずつ歩きにも復活してきた。10年ぶりぐらいの胸近くまでのラッセルも時々現れる。おおむね10分ごとに交代し、疲れを残さないようにする。きついラッセルに限って年長の中井さんに当たる。確実に歩みを進め、1300mhを越え、いっぷく平手前で15時半となり、行動を終えた。

◆1月17日(日)晴れ

大日ヶ岳4時半に起床し、先にテントの外に出た私は待つのが寒く、一人でラッセルを始める。薄青色の空と大福餅にまぶした粉のような雪面。聞こえるのは雪を踏みしめる音と息づかいだけ。しばらくすると後続の2人が追いつき、ラッセルを交代。トップでがんばり続けたせいか、先行する二人になかなか追いつけなかった。

あと少しで頂上だというところでゲレンデから別の尾根を上がってきたスキーヤーに先行される。頂上からは360度の大展望といいたいところだが、ガスで遠くまで見通せない。

下る途中、下から登ってきた2人組に出会う。十分頂上まで行ける時間だ。踏みあとがあれば日帰りルートなのだ。ワカンに履き替えた中井さんは快調に先頭で下っていった。

これだけのラッセルを奥美濃で味わえたのは貴重な体験だろう。

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