名古屋ACC(名古屋アルパインクライミングサークル)〜沢登りと山の会

名古屋の沢登り好きな山岳会

西三河 大多賀峠〜寧比曽岳


■2010年2月10日

■服部夫婦

雪と霧氷を楽しみに予定していた比良の蓬莱山。週刊天気予報が悪い方に向かっていて、前日の夜には遂に雨80%の予報になった。このまま中止は残念。朝になって降水確率の低い地域を物色。遠くなくて雪があり、短時間で登れる山に変更、大急ぎで計画書を作り替えて送信した。留守本部には、朝の忙しい時間帯を避けて、走行の途中から電話を入れた。

◆2月10日(水) 曇り

寧比曽岳早立ちの予定で早くに炊いたご飯を食べて、おにぎりや出し巻きやラーメンセットを持って、25分遅れて出発した。高速利用で遅れを取り戻し、足助辺りでちょっと迷ったが、2時間半と読んでいた登山口には2時間弱で到着した。足助からの県道33は時々狭くなる足助川沿いの道。道脇の鄙びた喫茶店「杉の子」が妙に気に入り、下山後に寄ろう…と言うことになった。

大多賀峠を過ぎてすぐ、路肩に10台以上が駐車できるスペース。雪の上には1台の先着車。溶けたら水たまりと化しそうな雪面を避けて、雪がないスペースに駐車した。地形図から810mと読み、1120mの山頂までは310m、60分の行程だ。ワカンは持たずアイゼンをザックに、スパッツ着けて出発した。

13年前の1月と同じだ。鉄の階段から始まり、間伐材で作った階段が植林の間を延びてゆく。81,82、いい加減に数えながら…。落ち葉と根っ子の緩い坂道になり、10分おきくらいに標識がたっている。山頂までOOkmとか、?東海自然歩道⇒とか。亀の甲石との大きな標識の下には、30〜40cmの溝がある石がふたつ。標識がなければ分からない、こじつけみたいだ。最初のベンチで甘いものを補給し、後はノンストップで山頂へ。残り600m地点から雪が現れ、徐々に増えてゆく。気温は高めだが、階段では所々凍っている。古い足跡を踏んだり、新しく自分の足跡を刻んだりして、幅が広い殆ど真っ直ぐな坂を上がって行く。山頂へ出てようやく展望が開け、曇天の下に三河の山並みが広がる。先ずは標識を入れてセルフショット。外のテーブルベンチでお昼をして、寒くなったので屋根と囲い付きの休憩舎へ。後から来て食事中の男性2人組と声を交わし、早々に下山にかかる。多少滑って慎重になるが、下りは早い。すれ違った♀3人♂1人のハーレム組は、アイゼンを着けていた。今日会ったのは単独男性1人を含めて7人、誰にも会わないだろうと思っていたが、意外だった。しかも下山した駐車場にはエンジンをかけたマイクロバスが、「山の同好会様」のプレートを窓に下げた愛知バス。運転手は車内で昼寝の真っ最中。他から登って此処へ下るパーティーを待っているのだろう。それにしても環境に悪い。

側溝に積もった雪で靴底を洗い、車内で着替えてソソクサと引き上げた。立ち寄った杉の子は、イメージ通りのジジババ経営、世間話をしながらホットコーヒーでくつろぐ。不倫と勘違いされて、気分良く店を出た。

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