老いぼれてしまって会員との山行がめっきり減った。今ではカミサンや孫を案内して、自己満足の山行が山との結びつきだ。4日(孫)、16日(カミサン)に続く今月3回目の山行は、2人の孫が付き合ってくれると言う。尾張旭市からスタートするので三河方面へ目を向け、鎖が下がる岩や桟橋など、アスレチック的な愉しみが出来る人気の低山にした。走行80kmはチョット長いけど、二人なら退屈しないだろう。

5:00に起きておにぎり、唐揚げ、だし巻きを作り、ラーメンセット、お菓子やフルーツを持って、前日に泊まった健介と出発。早朝の東名阪をスイスイ走り、35分で尾張旭市の林家に到着。殆ど準備が出来ていた仁美を乗せて、計画10分遅れで出発した。今回はカーナビの言うことを聞こう…。足助から分れてR420、設楽方面へ向かう。曲がりくねった山間の道は、時々狭くなって緊張運転。これで大丈夫か?不安になって地図を見るが正しいみたい。R257へ出てようやく確信が持てた。着いた駐車スペースは以前より広くなっていて、15、6台は駐車できる。子どもたちに荷物を分担してもらい、それなりに膨らんだザックで出発した。
スタートはトンネルまでの国道歩き。車は全く来ない静かな舗装道路。トンネル入口にコースの案内板があり、裏へ回ってトンネルの上を通る。早速現れたのは石段、元気いっぱい数えながら上がってゆく。以前は水が無かった不動滝、今日は申し訳程度に落ちている。滝は貧弱だが、屏風のように立つ岩壁は圧巻だ。コース中には巨岩や岩小屋があって、岩を潜ったりもする。滝の前にはかなり痛んだ祠があって、3人並んで拝礼する。祠の裏から再び石段。狭いジグザグを登り切った所にベンチが2つ。此処で一本、ネーブルオレンジが美味い。ルートは、岩壁にへばりついた猿渡橋から。これもかなり錆びていて、手すりに手を触れないよう上がってゆく。橋からは、走ってきた道路がよく見える。貧相な東屋を過ぎて、やがてコース一番のハイライト、鎖が張られた岩場だ。左へ巻き道があるが、当然のごとく岩の方だ。鎖を握らずに登れ〜、ザラザラの岩肌で靴によくフィットする。四つん這いの片手を挙げてハイポーズ!登り切ったところで巻き道と合流、そして山頂広場に着いた。先ずは展望岩へ。柵で囲った岩のこぶに岩古谷山799mの標識。カメラとの距離が短いけど、三脚立ててセルフで撮った。ひとしきり眺めたところで、登ってみえたご夫婦に狭いスペースを明け渡す。広場へ戻ってお昼。4つベンチの内、2つを占領して…。とんこつラーメンで満杯となったお腹を減らすため、健介は展望岩まで走って往復。休憩中に若者4人組などチラホラハイカーが到着。食べ終わり、眺め終わったので下山にかかる。
堤石峠までは、稜線を忠実に辿る小さなダウンアップの繰り返し。木で出来た狭い桟道や階段が結構楽しい。眺めが好くて、青空をバックに松の緑とミツバツツジのピンクが映える。堤石峠に着いたが、計画よりずいぶん早い。時間つぶしみたいに反対側の尾根へ上がってみる。上がればもっと先へ…となって、目前の尖ったピークへ探検。道は分かるが、あまり踏まれていない。あと5分あと5分と進み、岩肌をトラバースする所へ出た。湿った岩でヤバそうなので探検は此処まで、結局20分間つぶしただけ。ヤッケを着こんで登って来たオジサンに、イイですね〜子どもさんと…と言われた。此処から13曲りのジグザグ道。コーナー毎に○×曲りの標識が立っている。程なく車道へ下り立ち、2〜3分で車に戻った。来た時よりも台数は減っているようだ。
帰りは稲武経由。足助では混雑したが、狭いクネクネがないだけ快適だ。いつの間にか静かになった後部座席、どんな夢を見ているのだろうか。