名古屋ACC(名古屋アルパインクライミングサークル)〜沢登りと山の会

名古屋の沢登り好きな山岳会

中ア 木曽駒ヶ岳


■2010年10月3日(前日発)

■L服部(記)・八田・他チョイアツメンバー12名

今年3度目のチョイアツ行事、と言っても初回は栄での飲み会。東山いこいの森でキャンプした5月の取立山は雨で中止。今年の山をこれに賭けて民宿「天山」に23人が集まった。天気予報は思わしくないが行けるところまで行こう…と、酒宴を早めに切り上げた。

◆10月2日(土) 晴れ

今回も本隊とは別行動。千葉と清水の2人を乗せて名駅西口を出発。昼間で渋滞は無い。恵那峡SAと諏訪SAでゆっくりしたが、駒ケ根に早く着いたので霊犬早太郎の説話が残る古刹、光前寺を参拝して尚時間があり、駒ケ根高原美術館で絵画や彫刻陶芸を鑑賞した。民宿へ着いて、散策から帰ったみんなに迎えられた。夕食が終わって部屋に戻り、ほぼ貸し切りの館内に歌声を響かせた。

◆10月3日(日) 曇り

木曽駒ヶ岳4:00に目覚める。未だ暗い空には星が残り、ひょっとして今日はイケルカモ…。5:00に朝食。期待を胸に宴会疲れは何処へやら…、しっかり食べて支度も万全。幹事さんの計らいで貸し切りバスが宿に横づけ、登山しない人も乗って出発した。ここ850mの菅ノ台から25分で1662mのしらび平へ。更にロープウエーで2612mの千畳敷まで7分、ゴンドラでは後の方がいい眺め…と言っていたが、日暮れの滝など眼前に見える前の方が好かったようだ。標高差1762mを実に約40分で上がるのだ。酸素は薄くなり、気温は10℃以上下がる。皆しっかり防寒衣を身に着け、山頂駅舎から山側へ出た。冷やっとした空気、薄いガスが屏風のような岩峰を覆い、絶景はお預けだ。駒ケ岳神社へ参拝してサー出発。左へ行けば極楽平、右へは浄土乗越から木曽駒ヶ岳。写真が目的のご夫婦と腰が悪い1人と別れて、17人が出発した。

先ずは下り。草紅葉を分けた石の遊歩道、キリンソウや枯れたアザミ、僅かな花に目が行く。平坦の道から上り坂になり、軽い足取りは鈍ってくる。やがて道はジグザグに、落石防止の金網が現れるようになり、揃っていた足並みが乱れ始める。上方には左右に揺れるお尻、下方にはペースを守るストックと帽子、徐々に間隔は広がって行く。行ける所までで下りるから…と、足を停めかけた3人を残して浄土乗越へ到着。ガスの中、でっかい標識前でみんなの笑顔を撮る。回復の保証がない天候だけど、誰もここで止める気はない。出てきた風に吹かれながら宝剣山荘前へ。入るだけでお金が要る、勿論トイレは有料。@200円払った人を待って出発、ロープが張られた岩や石の道を緩やかに登って行く。左への巻き道は危険…との標識、直進して中岳へ。エ!もう頂上?あっけなく着いて、止まらずにやや急な下りで山頂小屋。此処からジワッと登って目的の木曽駒ヶ岳へ着いた。ガスは晴れず、眺めはサッパリ。先ずは標識を入れて証拠写真。風を避けて祠の石垣に身を屈め、お昼は配ってくれたおにぎりとみそ汁。EPIで沸かしたみそ汁は、暖かくて美味しい。幹事さんの配慮に感謝です。

木曽駒ヶ岳眺めが悪いし、ゴンドラが混むのも嫌だ。30分で切り上げて下山にかかった。一息下って山頂小屋脇を通過、中岳まではチョットした登り、スタンスを選びながらゆっくり登る。ロープウエーまでは我慢しきれず、宝剣小屋で200円を払う。気温が低く、汗も出ないのでトイレは繁盛している。浄土乗越へ着いたら谷からの風がガスを吹き払い、千畳敷一帯が絵画みたいに広がった。ロープウエー駅とホテルの赤い屋根、カールに延びる遊歩道。今だ!流れてくるガスの間隙を捉えてシャッターを押す。誰彼となく何度も押し、下降中も飽きずにカメラを向ける。下り切って遊歩道を左に採る。千畳敷カールの標識がある広場では観光客が大勢いて、ここは観光地なんだ…と実感。裏口から駅舎へ入り、落ち着く間もなく発車寸前のゴンドラに乗り込んだ。バスも又、発車寸前。補助席に座って、右に左に揺られながら菅ノ台へ。宿の女将に訊いて近くのソバ屋へ、ざるの大盛りを食べて超満腹。皆が集まっている「家族旅行村」へ。村内に「こぶしの湯」があるが、ここは早く帰ろうと言うことになり、温泉には入らず解散した。

今回、登山のリーダーを仰せつかって、山頂から下山開始まではまとまっていたが、中岳を過ぎる辺りから隊が乱れ、宝剣山荘トイレタイム以降はバラバラになってしまった。道は明瞭で迷うことは無いにしても、宿に戻るまで人員確認が出来なかったことは大失態であった。

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