ダムに沈んだ沢に潜む魚と出会えることを期待しつつ出発。まずはトガスを目指して歩く。時々晴れ間は一瞬出たりするものの、空は黒くシンシンと雪は降る。3月後半とは思えない雪の量、新雪をスノーシューで踏み歩く。他にも、おばちゃんたちが7人パーティーでスノーシューで上がっていた。
トガスで小休止し、茂津谷の右岸を目指し稜線から下降。しかし、途中から予想以上に急斜面となり、地形図と方角を照らし合わせるも現在地が特定できず。どうすることもできず、谷へ下降。どうやら、トガスと1072mピークの間の尾根を右に降りてきてしまったよう。予定よりずいぶん手前の尾根で下降していたようだ。谷に入るのは一番危険なパターンと教えられながらも、来たルートを戻るのも地獄という事で慎重に進む。雪で埋まった谷は黒谷の本流と分岐しており、天気も一向に良くなる気配はないため、予定変更。出合からトガス方面へ伸びている尾根を選んで登る。稜線までもうひと息という所で、林道跡のようなスペースを見つけテン泊とした。釣りや焚き火どころではない一日となった。
昨晩もシンシンと雪が降っていたが、今朝は晴れ。昨日晴れていてくれれば・・・と思うが、自然には逆らえない。慣れない自分は、林道跡からの取付きで滑ってしまい少し苦戦するが稜線まで登ってしまえば、トガスは目の前。昨日の消えかけたトレースを追い、再びトガスへ。下降は尾根1本、昨日来たルートを戻る。最後の林道への斜面、暖かさで雪が解け泥と草つきに少し嫌気がさしながらも、無事下山。
スノーシューを履いていたこともあってか、帰りはあっという間だった。